2019 ごあいさつ 「プルシェンコとストリートで考えた、北方領土の解決法」 谷山雄二朗

Editor in Chief Yujiro Samurai Taniyama

猪突盲信。

これだけは気をつけよう、平成三十一年!

明けましておめでとうございます。みなさんにとって、2019年が好色ならぬ好運なる一年になりますよう、心よりお祈りもうしあげます。いや、もちろん前者でもまったく構いませんが。

お正月早々、元ロシア人のフィギュアスケーター、エフゲニー・プルシェンコ氏を TOKYOの某路上で「発見」した。と思いきや、彼のそっくりさんであった。話しかけると、モスクワから二週間の旅に来ているという。ひとり旅か。「京都は行ってきました」、というので「そうか、広島も?」と尋ねると、“プルシェンコ”は、申し訳なさそうに首を横に振った。

日本史上初、訪日客が3000万人を突破した2018年。

あいにくロシア人は、上位20位にランクインしていないが、それでもうれしいじゃないか。わざわざ1万キロも離れた遠い彼方から飛んできてくれるとは。しかも、費用がもっともかかる年末年始に。芸名はさておき、彼は本名も教えてくれた。ただ、ここではプルシェンコ、ないしは単に「プル」と呼ぶことにしよう。

青空の下、その時、ふと彼に本音を聞いてみたくなった。何を隠そう、北方領土に関するロシア人の思いを、だ。報道によると、日露間で同問題の交渉が進んでいるという。複雑怪奇なイッシューであることは、今更述べるまでもないが、歴史に名を残したい我が国の首相と、お金と経済援助を引き出したいプーティン氏の2名を「盲信」し、すべてを委ねることは危険極まりない。国民一人一人が、しっかり「べべ・プーティン」両氏にプレッシャーをかけることぞ、健全なDemocracyなのだから。

僭越ながら事前に読者に伝えておくが、ぼくは「50%領土面積OK派」だ。つまり、歯舞島、色丹島、国後島の三島返還ならOKだと思っている。これまでの歴史的経緯から考えても、四島すべてなど、リアリティにかける。国際社会からはクスリをやっているか、精神鑑定が必要かと思われるのがオチだ。

「北方領土については知ってるよね?率直にどう思ってる?」

と、プルシェンコに早速切り出してみる。

3.5秒ほど考えた彼は、涼しげな表情で言う。「ああ、まず言えることはね、あの島々は前の戦争の結果、正式にロシアのものになったものだと言うこと。つまり、我々の領土だってことさ」

想定内の答えがかえってきた。

「たしかに、それは歴史的な事実だね。ただ、キミのグレートグランパ世代のスターリンさんと、1941年の日本政府は日ソ中立条約ってヤツを当時結んだんだぜ。つまり、相互不可侵。効力は5年だから、本来ならば1946年4月までは有効のはずだった。戦時中は常識など通用しないとはいえ、それを一方的に破棄したモスクワも問題じゃないかな」

さすがのプルも、スケートリンクで一休みするかのように一瞬、無言になり、微笑を浮かべた。まあ、それはそうだけど、と言わんとするかのように。いずれにせよ、一般的な二十代、三十代(彼はどちらかだとおもう)のロシア人の感覚では、北方領土四島は「自分たちが正当に戦争で得た領土。即ち、戦利品」との見方が多いのかもしれない。少なくとも、学校ではそう教えられているにちがいない。

ぼくは、立て続けに質問を連発する。

「もしも、君の国のプーティンさんが歯舞島と色丹島をまず返還すると言ったら?」

プルシェンコ、苦笑いしつつ、「国内ではネガティヴな反発があるだろうね」

「暴動が起きる? 君も激怒しますか?」

「いや、そこまではないと思うけど、彼の人気は急落するとおもうな」

「なるほど。でも、ぼく自身の考えとしては、柔道家でもあるプーティンさんが以前言った “引き分け”、という言葉を鑑みて領土をequalに50%づつ分けるのがベストだと考えている。つまり、歯舞と色丹だけでは全体のたった7%に過ぎないから、それに国後島を足しても45%ぐらい。つまり三島返して欲しいんだよプルシェンコ!」

ロシア人青年の反応を興味深く見守りつつ、ブチ切れるかと思いきや、ぼくの反応はあっさりと裏切られた。頭脳明晰なニオイのする、英語を巧みに駆使する(露国は母国語しか喋れない連中も多い)彼は、冷静な口調でこう言ったのだ。

「領土面積は、べつに重要じゃないんだ。一番大切なのは、海域なのだから」

「T……territorial waters?」

「そう、その周辺の海。つまり、返還後の領土に軍事基地が設置されないこと、それがもっとも重要なんだ」

フィギュアスケーターとは思えない博学ぶり、ではないスケート靴のブレードのごとく鋭い視点の持ち主ようだ。かつてマオ・アサダとペアエキシビションで、ペアを組んだだけある。

「ほら、北方領土が沖縄みたいになっちゃ困るということでさ」、とプルはさらに米軍基地の島に成り果ててしまったOKINAWAを例に出してきた。ぼくも、待ってましたと言わんばかり飛びかかる。

「Japanというのはじつにカッコ悪い国でね、そう、神さま、アメリカさま、米軍さまで、安全保障を戦後ずっとホワイトハウスに依存してきている。自分で自分を守れない、かなり弱っちい国家であることは否定しようがない。簡単な話、主権国家じゃないんだよ!」

プルは、口をタイトに結び、頷いている。

日本が、事実上米軍の占領下にあることをきっと知っているのだろう。思えば、ロシアのプーティン大統領も「日本に果たしてどれだけ主権があるのかわからない」、と最近述べたとのメディア報道をどこかで読んだ。つまり、裏返せばアメリカ合衆国が我が国を占領している(情けない話だが)というこの実態を、同氏は敢えて指摘したわけである。そして、歯舞や色丹を返還しようものなら、そこに新たに米軍基地が設置されるのではないか、と懸念しているわけだ。まったく筋の通った話であり、十分に理解できる。

ぼくは、反米でも抗米でも反トラ(Trump)でもないが、単純に日本にはアメリカの基地が多すぎると考える者だ。そのことは、これまでも繰り返し述べてきたし、いい加減わが国の政府や外務省は軍事的に自立すべきだとおもう。日米安保条約は堅持しつつも、その中身を抜本的に21世紀型にチェンジせねば、Japanは米国の51番目の州に堕ちるしかない。だって読者諸君、戦後74年も経つと言うのに未だにこの国には130もの米軍基地があるんですぜ。横田基地一つとっても、東京ドーム157個分のみならず、その上空、つまり「横田空域」なる東京、三浦半島、埼玉、静岡、群馬、千葉、栃木、長野、そして新潟の空は未だにアメリカ合衆国が「占領」していて、JALやPEACHが自由に飛べないっていうのだから、もう情けないったらありゃしない。

安倍首相も、政府も結局は何でもかんでもホワイトハウスの言いなりで、妾そのもの。横田空域の返還さえも言えないどころか、トランプに一方的に「貿易不均衡」を指摘されただけで、一機100億〜約180億円もするとされるF35を、142機も購入すると昨年末に決定した政府の弱腰っぷりには、空いた口も塞がらない。そのような安易な手法ではなく、国家予算を少子化、教育に使うべきではないか。国産の戦闘機の開発費にお金をまわすべきだではないか。Japanの防衛産業を育むためにも、である。ぼくは反アベでも、反アッキーでもなんでもないが、首相のアキレス腱はアメリカ合衆国への過度のへつらいにあると考えている。憲法改正に取り組む姿勢は、素晴らしいとおもうが、それでもホワイトハウスへのゴルフキャディーのような太鼓持ち態度は、Japanを危うくする。

どんなキャディーでも、ゴルフのスコアを誤魔化してはならない。

それを裏付けるかのように、”プルシェンコ”が、北方領土に関する会話のなかで出してきたのも、「米軍基地」であった。早い話、20代のロシア青年でさえ、わが国を独立国家と見なしていないということなのかもしれない。トランプが「歯舞にU.S baseを作ろう」といえば、簡単に出来てしまうと憂慮しているのだから。日本政府には拒否権がないと、見透かしているのだから。われわれ日本人は、Japanが抱えているこの戦後の茶番を決して見過ごしてはならない。しかも、ぼくが読んだいくつかの記事では、首相はアメリカに対し「北方領土が返還された場合、そこに米軍基地は、作ってはならない」と通達していないという。これが事実だとすれば、恐るべき妾と言わざるをえない。いくら日米地位協定という、摩訶不思議かつ不平等な「アメリカ軍やりたい放題OK」協定があるとはいえ、それを抜本的に改定せず、ただ奥さんアッキーに頭が上がらない(と仮定しよう)ように、米軍にも言うべきことを言えないのだとすれば、総理大臣としての質に欠けないか。高杉晋作、伊藤博文、東郷平八郎といった独立自尊の志士たちに、あの世でどう顔向けができようか。

プルシェンコは、言った。

「北方領土にアメリカの軍事基地を置かないとの確約がない限り、このネゴシエーションは不可能だと思います」

「まったく同感。ましてや現職は “Unpredictable” なトランプ大統領。ロシアの懸念は十分に分かるし、それはJapanが主権国家として、アメリカ合衆国に明確に伝達する責任がある」

「そこは、極めて大事だね」

「もちろん。ちなみに、国後島と択捉島にはロシア軍が基地を設置している。ぼくは、国後を含む3島は返還してほしい。ただ、歯舞、色丹、国後島のロシア人の住民の方々には今のまま住み続けていただいても構わないし、例外措置として彼らには日本へも自由に航行できるDual Passsport 制度を認めてもいいとおもう」

白い歯をみせる、プル。そして言う

「Peacefulな島々にしたいね」

「もちろん。三島返還、領土面積をほぼ50%で折半がぼくの希望だ。その代わり、economic assistance and investment も行う。そして返還後は、日本軍基地も、米軍基地も置かない。平和的な国後島、歯舞島、色丹島にしたい」

日露戦争風、外交全権大使 “小村雄二朗”と、”プルシェンコ・ヴィッテ” ならぬ、なんの外交的権限もない日本人と、ロシア人が、Tokyoの青空の下、「新年ストリート会談」で合意の握手をした瞬間であった。

ちなみに、最後に彼が放ったある言葉が印象的だった。

「Russiaは、ご存知のとおり領土はゴマンとあるんだ。だから、今回の北方領土なんてちっぽけで正直、どうでもいいといえばそうかも」

おそらく、モスクワの人々の本音だろう。

彼らにとってのKURIL諸島とは、江戸時代の江戸っ子らからみた蝦夷地ぐらいの僻地なのかもしれない。そう考えれば、日本側は決して自国領土を安売りしてはなるまい。しかも、ロシアは今、原油価格の低下もあり経済的に困窮している。一部のメディアで囁かれている2島返還論でサインしようものならば、ハイボールならぬ敗北だ。つまるところ、われわれ国民は、政府が安易に妥協せぬよう監視する必要がある。領土面積50%は返還させる3島返還論は、なにも絵に描いた餅ではない。

前述したF35を、142機購入した場合、費用総額はじつに2兆円を超えるとも言われる。それだけのお金があるのならば(実際には、すべて国債発行の借金だが!)、仮にその半額を、ロシアへの投資に回し、その結果国後島、歯舞諸島、色丹島がJapanに返ってくるのであれば、日本国民は十分に納得すると思うのだがどうだろう。

少なくとも、ぼくは首を縦に降る。

外交下手な日本人よ、拙攻はこの際つつしもうじゃないか。このお正月、箱根駅伝で初勝利した東海大学も、確か後半で逆転し栄冠をつかんだ。粘っこく、毅然といこうじゃないかJapan 2019.

猪突盲信ではあぶない。批判精神こそが、わが国を強くする。

Thank you.

3rd in the Amazon rankings! “Master of Japan” | Super Arigato to YOU, the great reader!

By Editor-in-chief, Yujiro Samurai Taniyama

Another tedious day was about to begin this morning in Tokyo , once again.

Until one mighty friend called me, and delivered an unfathomable shocking news.

He said, “Rising Sin is now 3rd man! This must be a fake news!”

“Stop that petty nonsense you idiot”, I replied, still inside the comfy futon.

Then he sent me a link.

I couldn’t believe my slanty little eyes (from the westerner’s view). But there it was, fake as it may be, my little bombshell had won the prestigious bronze medal (for now, to say the least), at Amazon Olympics 2018.

Japan category, that is.

Fake news. Yes, it must be.

I rubbed my eyes a coupe of times, pinched my crotch, and there were pain.

“Shit, this is real. Mission Impossible, Tom Cruise”. The grandstander author muttered in disbelief, inside the fluffy futon.

To you, the dear reader who had the guts, balls and the harakiri courage to purchase this little bombshell, I truly thank you very much, from the bottom of my empty heart. I have been left totally speechless. Of course, timid as I am, this dream may not last long. But let me say this; that I have decided to remain adamant to promote my petit-bombshell, no matter how many times I am reprimanded by sinister force in the coming future.

You know why?!

That’s right. Because the great Australian publisher Mr.Lonely Planet simply dominates the “Japan category”. As for today (or now), December 27, 2018, 7 out of 10 top ten books are “Made in Australia”. View from land down under. We all know that lonely planet is a world class super bestseller, and I’ve bought some in the past. That said, as an Outspoken Samurai, I find it quite sad that most books on “Amazing Land of the Rising Sin” is currently written by non-Japanese. (There are some Nippon Gin contributors too I know, but very, very few)

Anyhow, preposterous as I am, my official duty as a Ronin (Masterless Samurai) shall continue.

Thank you very much once again. You have blown my mind.

Enjoy your travel in Nippon, and don’t be afraid to challenge the unchallenged. Take risks, and blast the lies, and those who tell them!

Arigato.

Very yours sincerely, Yujiro

ゴーンがGONE! 【日産自動車を、東京裁判から考える】7名の役員は、みな辞職せよ!

Japan Broadcasting . net Corporation CEO 谷山雄二朗

悪代官キツネのような目つきをしたレバノン人の男。

カルロス・ゴーン氏を最初に見たときの印象だ。20年ちかくなるだろう。そしてついに、同氏がキツネならぬ狸であったことが判明しつつある。前の奥さんとの離婚訴訟の費用や、私的な経費を、NISSANのクルマの売り上げから払ったとの疑惑が報道されているが、それなりの理由があって逮捕されたのだろう。

また、「虚偽記載」があったとのことだが、いくら今の日産経営陣が破邪顕正を標榜し「内部告発」しようとも、ゴーン氏のここ数年の役員報酬額の虚偽記載を許してきたのは、どこの誰なのか。その点を考えれば、記者会見したトップの西川氏を含め役人たち全員がグルに思えてならない。腐ったリンゴのような企業体質がのこる悪徳カンパニーであることは、否定するにもしようがなかろう。内部告発には、内部の権力争いが絡んでいることが多々あるが、西川氏を含むすべて9名の役員が「悪代官」だとおもってまちがいない。少なくとも、わたしはそう考える者である。

よってカルロストシキ(80年代の日系ブラジル人歌手)ならぬカルロス・ゴーン氏が今後、会長として解任されるのであれば、一気に膿を出すためにもすべての役員、つまり「ゴーン、西川廣人、Greg Kelly、坂本秀行、ベルナール・レイ、井原慶子、志賀俊之、ジャン・トゥザンそして豊田章男ならぬ豊田正和」氏ら9名全員が辞めるべきではないか。解任されるであろう2名以外が、全員辞職すればNISSANは、もっとベターな会社として生まれ変われるはずだ。

今回の逮捕で、とばっちりを食らっているのは、まじめに働いてきた社員たち。

5年間で99億8000万円を受け取るのはレバノン人経営者の自由だが、そんなモンスター高給を受け取っているなら自分の離婚にかかったお金ぐらい自分で払えよ、といいたくなる(実際に私的流用していたならば)。ルノーの大株主であるフランスのマコン政権が、同社を通じて日産をコントロールせんと水面下で動いているとの指摘も、十分に考えられる。1999年に36.8%に相当する8,000億円の出資をルノーから受け首の皮一枚で倒産を免れたNISSANだが、その比率は今や43.4%。この出資比率では、パリに乗っ取られるのも時間の問題かもしれない。半独立国家であるJapanと同じく、横浜に本社を置く会社も半独立状態にあるのだ。

ヒットラーはかつてパリを傘下におさめたが、その後者がNISSANを傘下におさめてから来年でちょうど20年。生まれ変わるには、ビッグなチャンス。日産がルノー株を10%買い足して25%まで保有すれば、わが国の法律ではパリ(ルノーのこと)の日産に対する議決権は消滅するとのことなので、今の経営陣はそれを最後の仕事にして年内いっぱいで退陣すべきである。

日本を代表するCar makerとして、腹を切るときは阿南惟幾日本軍陸軍大将のようにキル。そうした潔さを、残り7名全員の日産自動車の役員(ゴーンとケリーは逮捕・解任)にもってほしいものである。思えば、1946年から48年まで続いた東京裁判も「世紀の茶番劇」として今や国際司法の関係者の間でも記憶されているが、絞首刑により桜の花びらのごとく散ったのも実に7名であった。中には広田弘毅のように軍人ではなく、明らかに濡れ衣を着せられて13段のステップを登らされた不運の武士もいた。日産の役員7名の中にも、おそらく「わたしは辞める必要がない」と自己正当化する者もいよう。ただ、NISSANという名のJapanの「牽引車」を、レノヴェートするためにはゴーンやケリーといった脳腫瘍を取り除くだけでなく、大規模な外科手術が必須ではないだろうか。

いくら茶番劇だったにせよ、戦後Japanがあの7名の死とともに歴史の新たなページを開いたことは揺るぎない事実である。だからこそこの際、Nissanの7名もゴーンらの不正を許した連帯責任を取り、潔く巣鴨プリズンに向かうべきだと考えるのは早合点すぎるだろうか。

1933年に鮎川義介が設立し、2017年にはパリなど欧州市場で過去最高の76万2574台もの新車を販売した日産自動車。横浜にある建物は「グローバル本社」なるネーミングだそうだが、米中経済・企業に負けない真のGlobal Companyに脱皮するためにも、現経営陣は切腹するべきである。風通しの良い会社に生まれ変わるにちがいない。どうせこれまで数千万円もらっていい思いしてきたビールっ腹のおやじ連中であろうから、退職金などなくてもマレーシアで老後ゴルフ三昧の日々をエンジョイできるでしょう。

国家も、会社もそうやって世代交代していくんです。

あ、ちなみにもちろんご切腹の際の介錯は谷山雄二朗某におまかせくださいまし、旦那。99億円どころか、無給でやりまっせ、へえ。

Ghosn with the wind! (風と共に去りぬ 「ゴーン ウィズ ザ ウィンド)

Speech by Megumi’s MOM | 横田めぐみさんママの声を、今こそ金正恩に届ける時

「拉致問題と言われていますが、これは本当は’問題’ではなくて事件なんです。何の罪のない人が突然他国にさらわれていくのですから」

横田早紀江さんの言葉だ。ぼくは先日、拉致を解決するための集会に参加した。200名ほどでいっぱいになる川崎市平和記念館が会場だ。最前列ど真ん中の席を確保し、2時のスタート前には座席は埋め尽くされた。ただ、その光景をみた第一印象は、高齢者が大半を占めているということに尽きる。時間とお金があるのは、たしかに年配の人たちだからといえばそれまでだが、10代、20代ミレニアム世代がぶいぶい言わせている米国トランプの集会などに比べると、その「大人しさ」と「グランパ感」には正直圧倒された。というか、見渡す限り10代はおろか二十歳前後の男女を見出すのは、トムクルーズのMission Impossibleに近いものがあった。

 

https://youtu.be/92_bDV0Wa00

1977年11月15日、新潟の海岸そばで北朝鮮に拉致された横田めぐみさんは、当時13歳のバトミントン少女だった。先週の10月5日に54歳の誕生日を迎えられたことを考えると、時が経つのは実に早い。早紀江さんたち拉致被害者の家族をサポートしている「あさがおの会」のお姉さんたちは、まるで女子高生の如きストレンスを醸し出しており心強かったが、とはいえ全体的にもっともっと学生たちに「拉致事件」を広めていく必要があるのではないか。それが率直な思いだ。

ブロガー谷山雄二朗、今回はその場で見たもの感じたものをストレートに読者に伝えることにする。一人でも多くの日本人とシェアすべきだと考えるからに他ならない。

午後2時の開演直前、横田早紀江さんがご入場された。ぼくの斜め前の関係者席に座られたが、インターネットやその他メディアでご拝見するよりも御年齢を感じさせられた。1977年の今頃、突然「行方不明」になった愛娘を探すこと今年で41年。その塗炭の苦しみおよびストレスは、到底我々の想像を絶する次元でないわけがない。今回アップロードしたショート・ヴィデオを見ればわかるように、早紀江さんは若い頃からそれは大変美しい方であった。しかしながら読者もご存知のように、ここ四十一年間はめぐみさんを救出すべく戦ってこられた。1997年になるまで、即ち「北朝鮮の国家犯罪だった」ことが判明するまでじつに20年もかかったこの「事件」を考えれば、Japanという列島が果たして本当に国家の体をなしているのか疑わしいと言わざるを得ない。そしてそれを最も痛感されているのもまた、横田滋さん、早紀江さん、拓也さんたちをはじめとする拉致被害者のご家族の方々に違いない。

いずれにせよ、ぼくが初めて肉眼でみた早紀江さん(馴れ馴れしく聞こえるかもしれないが、これが一番自然なのでそう呼ばせていただきます)は、実に美しい方であった。頭髪は雲の色になられ、お顔には無数のラインが刻まれている。その背中はじつに小さく、繊細だ。しかしながらぼくはそこにとてつもない美と滴り落ちるかのような気品及び剛健さをも肌で感じたのはなぜだろう。

確か五木寛之がなんらかの連載コラムで「金、金、金の世の中だ」と書いていたが、残念ながらぼくはそれを否定できるほどの立派な人間ではない。しかし横田早紀江さん、飯塚耕一郎さん、蓮池透さん、曽我ひとみさんたち拉致被害者家族の方々が戦ってきたこの「事件」は、決してお金では解決できない性質のものだ。何百万、何千万、何億円を積んでも愛する家族を取り戻すことはこれぞMission Impossible(MI)。その「解決策のない」血の滲むような苦悩と気の遠くなるような40年もの間(来年で42年目になる)体を張って猛進してこられた早紀江さんのその後ろ姿に、ぼくは地球より大きいものを感じたのかもしれない。そして自分の小ささも。

やがてめぐみさんの弟の拓也さんが会場に現れ、それに続き菅義偉官房長官が入り、早紀江さんの隣に座った。ぼくは今から五年ほど前、偶然東京駅新幹線ホームで同氏とすれ違って以来、勝手に同氏に親近感を抱いているが、最近「拉致担当大臣」なる新ポストを兼任することになったという。とはいえ、国は、政府はこれまで北朝鮮に取り残されている同胞たちを事実上見殺しにしてきた。これは何も菅さん一人に責任を押し付ける訳ではないものの、2002年の小泉訪朝でわずか5名の日本人が救出されただけで、この16年間何もできないできたことを考えると、我々一般の国民は決して政府への厳しい視線を切らしてはなるまい。だいいち、国民も国境も守れずしてなんのための国会議員か。化粧するだけが才能の三原じゅん子さんのような ‘fake politicians’ が、この国は単純に多すぎるのだ。そして何と言っても無能で、無気力で無思考の世襲議員の圧倒的数的優位が、横田めぐみさんたち同胞の救出にこの41年間障害物として作用してきたことを、いったい誰が否定できよう。アメリカ合衆国のダイナミズムは、その「世襲の欠如」からうまれている。せいぜいブッシュ親子ぐらいだ。その点、ぼくは菅義偉というマーヴェリックなポリティシャン(少なくともその親類に元首相はいない)に、密かに期待している。

川崎の福田市長が、オープニング挨拶をした。最初はテニスの松岡修造かと思ったが、「私はこの集会は毎年これが最後であることを願っています。北朝鮮から全員が帰国すれば、もう開く必要がありません」と、じつに心に染みる言葉をマイクに吹き込んだ。そうだ、その通りだ。横田ご夫妻は、長年川崎に住んでこられたということもあり、市のバックアップ、そしてご近所のみなさんの支援体制も目にみはるものがある。1990年代の終わりごろだったと思うが、JR川崎駅前のビルの一室で「横田めぐみさん写真展」が行われ足を運んだことがあった。あの時も、川崎市主催か後援だったと記憶している。今年の春、新宿駅の地下通路でめぐみさんの写真展示ディスプレーに行った時も、あさがおの会がフルサポートしていた。カネ、カネ

カネの現代において純粋に凄い人たちだと言わざるを得ない。武士だ。

菅さんが登壇した。そのスピーチの一部は、ニュースでも大きく報道されたのでここで述べるまでもない。「今が正念場」とのニュアンスを感じたが、軍備なき外交を標榜する我が国の政府に過度に期待しては到底なるまい。相手が狡猾極まりない北朝鮮であるならば尚更だ。どうであれ、この神奈川肉ならぬ神奈川二区(勝手に変換されてしまった、神奈川ビーフ)の官房長官からは誠意が伝わってきた。ぼくに欠けているものだけに、大いに勉強になった。とはいえ、そのSincerityだけでは横田めぐみさんたちは帰ってこないのも事実だ。

金正恩に語りかけた横田早紀江さん

そして早紀江さんがご登壇された。そのお姿をニュースで拝見した読者もいるだろうが、数秒間の映像を切り取って編集後に番組で使われるため全体像を掴めないのがいけない。だからこそ、今回、Team JBとともに作ったショート・ヴィデオはフルにアップロードさせていただいた。

結論からいえば、すべての日本人が横田めぐみさんのお母さんの言葉に耳を傾けるべきだとの一点に尽きる。これまでこれといった支援活動をしてこなかった身としては、偉そうに言える立場にないのは毛頭承知している。そこは反省材料だが、率直な話これまでぼくはどうすればめぐみさんたちの救出に関われるのか、まったく見当がつかなかったのだ。自分に一体何ができるのかわからかなったのだ。いや、現時点でも確信をもっているわけではない。おそらく大半の読者も同じではないだろうか。単なる狼少年の遠吠えというか、言い訳にすぎないといえばそれまでだが、それが偽らざる素直な気持ちだ。そしてそれは同時に、ぼくが「逃げてきた」ことの同義語ともいえる。横田滋さんや早紀江さんたちが戦っていたとき、ぼくは逃げていたのだ。ただおこがましく言わせていただくのならば、いや、ぼくも、あなたも自民党議員も誰もかれもが放置していたわけだ。その間、早紀江さんの美しい髪のカラーは変化し、曽我ひとみさんの夫は天国に召された。

うまくは決して言えない。ただ言えることは、今までのぼくは間違っていたということだ。お調子者のトランプさんと、肥満児のキムさんがシンガポールで会談した今、どんな手段を取ろうとも、いかなる道を外れたマキアヴェリズムに徹しようともわれわれは日本人として同じ日本人を助けるべきではないか。巨人の次期監督がHARAさんになろうとも、EGAWAさんになろうともどうでもいいことだ。ただ、金正恩さんが自分の祖父および父親の代に行われた国家犯罪に対し真摯に向き合い、それを償う気持ちが1mgでもあれば、それはこれまでのMIが、インポッシブルならぬ “Mission Possible” 即ち拉致被害者救出というこれまで考えられなかった筋書きへと180度転換しうるということに他ならない。

早紀江さんはスピーチのなかで、北朝鮮の三代目に真摯に語りかけられた。思えば被害者のご家族たちは、金日成、金正日そして金正恩と三代の最高権力者たちと戦ってきたとてつもない侍たちだ。誇り高き日本人だ。ただもう時間がない。横田滋さんは、胃ろうをされていると少し前に新聞で読んだ。やはり「今」が勝負だ、1秒1秒が。

室町時代の15世紀から16世紀さらには朱印船貿易が行われた頃、我が国の祖先たちは中国王朝、朝鮮そして東南アジア諸国に日本刀を売って外貨を稼いだ。他に類を見ないほど「キレた」からだ。それでは、この21世紀の刀とは何か。情けなくも憲法により軍事力に制約がかけられたままの今、それは日本海のはるか向こうに片手を伸ばし故郷の大地をもう一度踏みたいとの一心で助けをまっている人々を想う力、Imaginationではないだろうか。アインシュタインはかつていった。

Imagination is more important than knowledge.

今こそ日本刀を帯刀しようではないか。

自民党首選は、時代遅れである 【谷山雄二朗】

それにしても、異様な’選挙’である。

日本の最高権力者を決めるイヴェントなのに、国民が参加できないのだから。蘇我氏と物部氏ならぬ安倍氏と石破氏の対決という構図ながら、盛り上がりはゼロに近い。一方的に盛り上がっているのは、時間とお金に余裕のある高齢者と旧態依然のマスコミだけだ。ほとんどの国民は無関心だし、トランプを生んだ2016年アメリカ大統領選挙に比べたら、恐ろしくショボい。

だが、果たしてこの低落でいいのか。

形骸化している「自民党首選」の実態は、その日程をみれば一目瞭然。今回は9月10日にスタートし、20日に投票だから選挙期間はたった9日しかない。茶番そのものではないか。予備選を含めると一年以上続く米大統領選と比べれば、その異常さが浮き彫りになる。

9月18日に発表されたNHK世論調査では、安倍内閣の支持率はわずか42%。内閣でこのレヴェルということは、森友・加計スキャンダルもあり安倍氏個人の支持率となればその半分以下かもしれない。つまり日本の総理大臣をアメリカや韓国のように大統領制即ち国民の直接投票で行った場合、安倍晋三ではなく橋下徹と書く人のほうが圧倒的に多数を占めるにちがいない。

ところが、そうした国民の声は我が国の政治にはまったく反映されない。

「日本は大統領制じゃないから」は、言い訳になり得ない。「政治的空白を作らないため選挙は短く」というのは詭弁にしか聞こえない。立憲君主制のわが国では、最大与党の党首が総理大臣になることが「常識」とされる。米国のそれとシステム上単純比較できないことは確かだが、世界第3位の経済大国のトップが、わずか九日間の形式だけの党首選をやることにどれほど意味があるのか。今回の党首選を異常と感じているのは、果たしてぼくだけなのだろうか。

1890年に第一回帝国議会が開かれて以来、日本の首相選出システムは一度も変わっていない。こちらの方が異常ではないか。ラーメン二郎の味でさえ微妙に変化するように、時代とともにCHANGEすべきは変える。それぞ正常な姿だ。

石破氏が立候補したことは、良いことだ。無投票で現職が再選されることほど、人畜有害な茶番はないから。しかしながら、前述した通りわずか九日間でしかも二、三回しか本格的な公開討論をしない訳だから、結局は自民党の自民党による自民党のための選挙以外の何物でもない。国民は関係ない。

これを政治の私物化という。

勝ち馬に乗れ!と打算深い連中は、与党、メディア関係者揃って安倍支持に傾いているが驚くに値しない。

「森友問題に関係した財務省の役人は、自害した。一人の人間が死んだことは事実であり、そこは誠意をもって真相解明せねばならない」といった類の発言を石破氏はある討論会で述べた。最もなことだ。さまざまな世論調査の結果を見る限り、安倍氏が十分に説明責任を果たしたと考えている国民はほとんどいない。しかしその翌日の産経新聞は、ぼくが読んだ限りでは上の石破氏の発言を掲載していなかった。それが忖度によるものなのかどうかは知らないが、同新聞に期待している者の一人としては首を傾げざるを得ない。

なにせ天下のJAPANの指導者を決める選挙だ。少なくとも情報はすべて100%国民にオープンにすべきだと考える。判断材料として、公開ディベートも少なくとも10回は行ってほしい。

ところが、今の日本の時代遅れの立憲君主制システムがそれを許さない。よって安倍氏も石破氏もいったい「日本をどのような国にしたいのか」という明確なヴィジョンを国民に分かる形でまったく説明し得ていない。GDPがどれだけ増えたとか、訪日観光客がどれだけ増えたとか役所があげる数字を列挙しているにすぎない。

これを、政治的茶番という。

ちなみに、ぼくはなにも anti 安倍でもpro 石破でもない。Japanが強い、素晴らしい国になってほしいだけだ。ただ、どう考えても今の「自民党の自民党による自民党のための党首選」のシステムは、この国を腐敗させると考える。立憲民主制の根本を問うものだが、果たしてなんとかならないものか。

ドナルド・トランプは、ヒラリーに “loose cannon”と揶揄されたほど予測不能かつ朝令暮改の男だが、少なくとも彼は前回の大統領選挙予備選ではブッシュ弟を撃沈し、フロリダ州のルビオを迎撃し、テキサス州のクルーズを破壊し、最後はビル・クリントン(ビルクリ)の妻を葬った。言葉によって、である。公開討論の場で、である。そこにトランプの凄さがある。米国民は今もなお割れているとされるが、この事実だけはどの民主党支持者でも否定できない。

翻って日本はどうか。

時間ない、討論ない、ヴィジョンない。そして最悪なことに国民不在。だいいち、われわれ一人一人の胸に迫ってくる言葉がない。

これで安倍氏が明日、勝利したところでいったいどんな意味があるのだろうか。日本の国土は、米国のわずか25分の1にすぎない。さらに公開討論の時間は、計算した訳ではないが米大統領選に比べて100分の1程度だろう。つまり、それだけ日本の政治家には言葉が不要だということだ。言葉がない政治とは、いったい何なのか。世襲ビジネスだ。そうか、結局のところ日本は立憲君主制どころか実は単なる世襲制なのではないか。今日の夕方5時半に、秋葉原で街頭スピーチを行ったのは、岸信介元総理大臣の孫で安倍晋太郎外相の息子だった。「批判だけしていてもなにも生み出すことはできない。私たちは無駄な批判はしない」と、クレヨンしんちゃんならぬ安倍の晋ちゃんは石破氏を暗に揶揄したが、現職の首相としてはあまりに器の小さを露呈する発言であった。

人間、批判精神を失ったらお終いである。

前の戦争は、それを忘れ盲従した日本人が要職を占めていたからこそ起きたのではなかったか。ちなみに岸信介の孫の隣りで応援歌を歌ったのは、吉田茂の孫であった。

ちょうどその頃、石破候補はハチ公前で犬のように吠えていた。

「真実を語らない政治家は、国民を信じていないのだと思う。国民を信じていない政治家が、国民から信用されるはずがない」と、安倍候補を批判した。隣りで応援歌を熱唱したのは、中谷貞頼元衆議院議員の孫だった。

また、数日前にあるTV局の「両候補出演番組」をみたが、「アベノミクスを採点すれば、何点ですか」との問いに対し、当の安倍氏は74点をつけた。数字はともかくとして、その表情は随時緩みっぱなしだったのが一番印象に残った。その緊張感および迫力のなさは、米国だったら予備選の段階で脱落するレヴェルに思えた。あえて言っておくが、ぼくは何も石破氏が首相にふさわしいと強調しているのではない。また、安倍氏が10年ほどまえに書いた「美しい国へ」が、かつて心の琴線に触れたことも正直に告白しておきたい。

ところが、だ。今の同氏に、ある種の驕りが感じられるのはなぜだろう。

安倍でなければトランプは説得できない、とかプーチンとの大きな信頼関係を構築した、と安倍応援団らはよく強調するが、いくらゴルフは一緒に回ってもトランプのスチール25%、アルミニウム10%の対日関税発動を抑えることはできなかったし、それに対して報復措置はおろか抗議一つ出来なかった。プーチンに至っては去年末は三時間ほど会談予定地で待ちぼうけをくらい、先週のサミットにいたっては「北方領土抜きの平和条約はどうだろう」を逆提案される始末。軽視されているといっても過言ではない。

かといって、繰り返すがなにも吉田茂、いや石破茂が総理大臣にふさわしいと言っているわけではない。ただ、慰安婦‘合意’一つとってもその場凌ぎとしか考えられない短期的な視野の’政策’ないしは’失策’も多々あるということだ。読者もご存知のとおり、慰安婦においては「結果」が出ているとは到底言い難い。

ぼくがここで強調したいことは、知識人ないしは指導者とされる人々の言葉を、もっともっと疑えということだ。江戸時代260年で権力に飼いならされすぎた日本人は、「お上」という言葉があるように権力者に対し抵抗力がなさすぎる。前回、安倍氏に対し対抗馬が一人も出なかったことも、同党内がいかに去勢された羊の群れかがうかがい知れる。

日本国民は、今こそ批判精神を再確認すると同時にどんな権力でも長期化すると腐敗するということを肝に銘じておくべきではないか。

18才の女子選手が告発した体操界でも、チンピラがトップにいたボクシング界でも、ハゲのおっさんが牛耳っていたというレスリング界でもどこでも長期政権は必ずといっていいほど堕落することを歴史は証明している。

政界が例外であるはずがない。

明日の結果がどうなろうとも、ぼくが先日みた安倍晋三首相の糸の切れたタコのような緩みっぱなしの顔は、日本を牽引する者とは思えなかった。吉田松陰や高杉晋作を彷彿させる目の輝きなど微塵もなかった。政権に安住し、既得権益固めに走り、権力のための権力に酔いしれる新橋ガード下の中年にしか見えなかった。以前の安倍氏の目には、もっと刺すような鋭さがあったことは言うまでもない。

数がすべてが政界の論理といえばそれまでだが、そうした打算的かつ保身しか考えない連中が増えると、日本はますます劣化していく。

最後にいう。

やはり「自民党首選」即ち日本の立憲君主制は、時代遅れである。

事実上の世襲制だからだ。世界広しといえども、古今東西この国ほど世襲の溜まり場と化している政界はいない。群馬の美しいおばさんこと小渕優子氏を初の女性首相に、と真剣に考えているめでたい高齢者が未だに少なくないそうだが、そうしたアイデアが浮上すること自体、日本は極めて重症である。

憲法改正の国民投票以前に、総理大臣を国民が直接選べるシステムの導入こそが、21世紀日本をより強く面白い国にするとぼくは考える者である。

1 reason why Shohei Otani is beautiful

Yujiro Taniyama. Editor in Chief – Japan Broadcasting.net net Inc

SHOTIME Otani san has done it again.

Today, his team the Los Angeles Angels (LAA) crushed White Sox 5-2, thanks to the three-run homer by the Japanese two-way star.

As I was watching the game, suddenly one thought popped up on my mind.

“Why is this guy so damn beautiful?”

If you follow MLB, I know that I’m not the only one with that question.

There’s absolutely no denying the fact that Otani is a pure classic in the world of baseball – he can pitch, and he can bat. He smashed his 19th homer today, a record breaker as a Japanese rookie in MLB.

We all know that this “Babe Ruth of the 21st century” will make history.

But what fascinates me the most is the fact that he can be distinguished from the rest of the MLB players in a remarkable way.

That’s right, OTANI SAN never spits.

When 99% of the American major league players spit out their dirty salivas from their mouth every five seconds, Otani never does. Spitting is so pervasive in MLB that I find it disgusting. It contaminates the ball park. Houston Astros’ Altuve spit out his saliva every two seconds even when he is in the bench.

The American public don’t seem to care less about it, but one thing is crystal clear – ITs NOT CLEAN. Both sanitary-wise and visually.

MLB guys may think this “spitting” is cool (that explains why so many does it), but in Japanese professional baseball you would hardly see any player doing it. Yu Darvish never spat out his saliva when he was in Nippon Ham Fighters, but as soon as he started to play for the Texas Rangers he was brainwashed and became a “spitter”.

Shohei Otani doesn’t follow suit.

I have never seen him spit on the ball park. Have you!? I don’t think so.

Not only does this simple fact make him an exemplary ball player, but a beautiful one.

The Japanese are probably the most ‘cleanest’ race in the face of the planet. Some girls take bath 5 times a day on weekends – in the morning, after the morning run, after lunch, after five and before going to bed.

Spitting is generally considered rude and dirty in Japan. So if you go to a public bath or an Onsen for example and see someone spit while washing up their body, the perpetrator always drains away his own saliva with shower or fresh water.

I mean, we all know that it is dirty, with germs.

So it simply strikes me as a pure mystery why the “Ball-park moms” in the U.S are never apoplectic when their kids or those in MLB are spitting around spreading filthy germs here and there. I do not mean to be disparaging to the Americans in any way, but it’s just incomprehensible.

Maybe its like the “Gun rights” in America.

Something that seems pretty unhealthy and ludicrous to my standard, when innocent kids and civilians are victimized in Sandy Hook and Las Vegas every now and then.

Lastly, we’ve got to bear in mind that the American kids who grow up watching MLB end up thinking “spitting germs is cool” by the time they are 18. Not only is it hazardous but also obsolete.

Spitting is like a CO2 emission from a four-wheel vehicle. It’s simply not cool. It’s not beautiful. So if MLB has a long term goal to turn baseball into a “Global thing” like soccer, then I humbly recommend that you find a way to mitigate this ‘unhealthy custom’ before its too late.

ShoTime Otani is beautiful.

Now we all know why!

Otani san for the ‘MLB Rookie of the year 2018’!

Arigato Gozaimass.

谷山雄二朗のちちんぷいぷい 「痛いの痛いの飛んでゆけ」 Powered by Japan Broadcasting

春一番!Happy New Spring!

お元気ですか。

今日のTOKYOは唐突な雪ですが、唐突ながら季節の変わり目となる本日春分の日、本JB社説のタイトルを「谷山雄二朗のちちんぷいぷい – 痛いの痛いの飛んでゆけ」に心機一転リニューアルしました!

情けないことに、これまでこのポンポコリンな響きのする昔の言葉を最近まで知りませんでした。たまたま古本屋で手にした一冊を通じて知ったのです。

ぼくが小学一年生の頃、犬に噛まれたり汚い公衆便所の和式トイレで足を踏み外して大転倒・号泣すると、近所のおばちゃんがすっ飛んできて「痛いの痛いの飛んでゆけ〜!」と、何度も何度も摩ってくれた記憶があります。

ただ、その前にこの「ちちんぷいぷい」なる面白い言葉があることは、不覚にも今月知りました。

ちなみに来年は新元号になりますが、それこそ「ちちんぷいぷい – 痛いの痛いの飛んでゆけ!」が生活に溶け込んでいたあの頃 – 昭和五十年代頃の「和」というのか、人間的な温もりそして繋がりは今となっては ‘神がかっている’ と形容できるほど確かなものでした。「知らない人にはついていっちゃダメよ」は、今も昔も同じでしょうが、それでも登校する時は「おはようございます!」と知らないおじさんに幾らでもしたし、老若男女・人間同士がお互いを信頼する社会的雰囲気が確かにあったのです。

「人さらいにさらわれるぞ」(これもまた死語?)と脅す大人もあちこちにいたと思いますが、例えば今からちょうど一年前、千葉の松戸でヴェトナム人の小3のリンちゃんが渋谷某とかいう人間のクズ(しかも’PTA会長’)に、誘拐され虐げられた上に河川敷に捨てられる – といった変態鬼畜による悲劇は、今日のように頻発していなかった。

「口先オンナ」に気をつけるように、とも先生に言われましたが今のMONSTER PARENTS なる我が子に異常に執着し依存していきる鬼過保護な化け物連中もいませんでした。少なくとも、ぼくがオーストラリアに引っ越す8歳のときはいなかった。

つまりデジタル化が加速するに連れて、現代人は確実に劣化している気がしてならないのです。確かに、スマートフォンや、PASMOなどAIによって世の中かなり便利にはなった。とはいえ、個人と個人の距離は確実に狭まるどころかその真逆となった。ファミリーレストランに行っても、4人家族がそれぞれ「おもちゃ」を片手にうつむきながら画面をじーっとみている光景は、明らかに異常ではないですか。ええ、だって会話がほぼまったくないのですから。

かりに今の小学生が、下校中に観光バスほどの巨大な猫に襲われ足首をひねったとしましょう。

ちちんぷいぷい!痛いの痛いの飛んでゆけ〜!」とすぐさま駆け付けて、摩ってくれるおばちゃんが果たして今のジャパーンにいるでしょうか?警察に110番ぐらいはしてくれても、ちちんぷいぷいまでは考えにくい。だいいちそれどころか、我々は銀座線で目の前の高齢者のスーツケースがひっくり返っても見て見ぬ振りする日本人が圧倒的に多い時代にいきている。

ぼくは何も聖人でもお釈迦様でもありませんが(星人の可能性はあるが)、それでも本来でしゃばりなので目と鼻の先で痴漢野郎やモンスター猫に攻撃された人がいたら、大丈夫っすか?とまず駆け寄ります。少なくともうるさい日本人としても「見て見ぬ振り」だけはしないし、できない。

ちょっと長くなってしまいました。

ともあれ、結論にいこう。

今年は明治維新150周年。幕末に、そして昭和のどこかに我々日本人が置き忘れてきた何かアナログなものがある気がする。そして、それを取り戻すためにも、本コンテンツ(社説、ブログ、エッセイ)のタイトルをチェンジしたのです!

そしてもちろん、読者のみなさんが心の怪我をした時は、ちちんぷいぷい 痛いの痛いの飛んでゆけ!

Thank you.

谷山ぷいぷい雄二朗

7 Reasons why Trump should meet Kim in Tokyo | Japan Broadcasting

It seems as though he has done it once again.

The incumbent U.S President, for the first time in its post war history has officially announced that he will hold a dialogue with the North Korean despot. Given the fact that no sitting U.S President has ever met Pyongyang commander in chief in post WW2 history, yesterday’s announcement was indeed historic.

When the Korean War ended in 1953, it was not the Lee Syngman’s South Korean puppet regime but the “UN Allied powers” (de facto U.S military) that signed armistice with the North. As the Japanese have never signed a peace treaty with the Russians due to the prolonged territorial dispute in the “Northern Territories” adjacent to Hokkaido – Etorofu, Kunashiri, Habomai and Shikotan islands, the same goes with the Washington and Pyongyang.

“I want a peace treaty with you, Sir Donald” – Kim Jong un shall suggest in May.

Purportedly, Secretary of State Rex Tillerson and his comrades are skeptical of Kim Jong un “giving up it nuclear weapons” – and fiercely oppose Trump’s move to meet Kim “without preconditions”. Japan’s PM Shinzo Abe on the other hand, almost lost face when his “golf partner” suddenly announced to the press that he’ll meet the obese dictator – but was later revealed that Trump had called Abe right after he answered “Yes” to the South Korean counterpart visiting Washington.

As a Japanese national, I must say that it is a pure shame that while the Pyongyang nuke-warheads are locked onto Tokyo and Kyoto, we are virtually left out of the talks. Our overly subservient attitude towards Washington since our obsolete post war constitution was promulgated in 1947 undoubtedly is the primary factor why things are the way they are today.

Like the British former PM James Cameron was often mocked as the “Panting Puppy” of America, Tokyo unfortunately is nothing different.

Time for a change

Personally speaking, I condone the drastic move by Trump.

Though it is simply unthinkable that Kim will actually abandon his “Toy” (Nukes, of course), there still is about a 30% possibility that “something could change” – which I think is a positive thing. Change is always good, to my understanding.

The Tokyo-Pyongyang relationship had reached a point of ‘stalemate’ since Pyongyang tested its first “nuclear bomb” in 2006. Condolezza Rice and state department official Christopher Hill made a crucial mistake back in 2008, when they were overwhelmingly “Pro-North Korean” to lift the U.S sanctions imposed on Pyongyang under the Bush administration. (Without even consulting Tokyo)

But nothing changed.

Why!? Of course, North Korea is truly a master of repudiating “deals”.

And we all know that, don’t we!?

In 1994, Hillary’s husband was also duped. The Kim dynasty is truly a master of provocation, intimidation and deception. And the West was dumb enough to repeat the mistakes.

Then now comes Donald, the “Tough Negotiator”.

Will he be duped again!? Possibly. But one thing for certain is that Trump meeting Kim vindicates tough U.N sanctions strategy imposed on the North. That’s right, its working.

Though optimistic, I am not a prophet so whether or not a “striking a DEAL” will occur is yet unclear.

The “UNPREDICTABLES” (Trump and Kim) could call the whole thing off anytime. Yet based on the current vulnerable, unstable and combustible circumstances, let me suggest that should the “dialogue” take place, TOKYO would be the ideal host.

Here are 7 reasons why.

1. Tokyo is the “safest city” among the G7 nations. We all know that. You cant buy guns for $199 at Walmart here. And of course the U.S President’s security concern. By maintaining 2000 km distance from the Korean Peninsula, he shall be safe and sound, protected by the Japanese army and the 50,000 American troops (Including Mr. USS Ronald Regan in Yokosuka) stationed in Japan.

2. Geopolitically, Tokyo lies between the Asian continent and the North American. Beijing is eager to host the dialogue as the “rising global power” of course – but Kim fears being blown up on the railway track, just like his father was.

3. Fujiya Hotel in Hakone Onsen – about an hour car ride from Tokyo by Mt.Fuji is where the historic meeting should be held. JOHN LENNON used to visit this classic hotel established in 1878 following the renowned Meiji Restoration. The two leaders can send the message of “LOVE” and “IMAGINE” as they hop into the Onsen together fully naked. As the old Japanese saying “Hadacano Tsukiai” (Naked friendship, intimate as they take bath together) goes – the two fat guys in one boiling hot Rotenburo will dominate the headlines.

Kim can fly directly to Shizuoka Mt.Fuji Airport, then a car. That way his security will be guaranteed even further.

Trump on the other hand must use Tokyo Haneda Airport, and not Yokota as he had previously done. His entrance thorough a monstrous U.S base ( size equivalent to 157 Tokyo Domes!) will not only prove provocative to Kim, but a sitting U.S President entering Japan through the backdoor (defying the official, legal procedures) will only humiliate Tokyo as the ‘Colony of America’. (Remember, that any CIA spies or U.S government officials can enter and leave Japan through Yokota without leaving any legal record, which I believe is a concrete proof that my country is far from being defined as a sovereign nation. Sad!)

4. North Korean nukes are locked on to Tokyo. Therefore, Kim should show his credibility to “abandon Nukes” at least by setting his foot on the “targeted soil”. He’s got to impress the world that he’s got the balls.

5. DMZ is by far too risky. We’ve got to bear in mind that there are over 1,000,000 troops on stand-by across the border on the other side. Should some sort of “accident” occur, Mr Trump will be a dead meat. No escape.

6. Trump wants to ‘strike a deal’ ahead of November’s U.S midterm election. And that could mean enforcing Kim to abandon ICBMs that can reach the U.S mainland (N.Y Trump Tower, his home), but on the other hand acknowledging Pyongyang’s short-range missiles that is capable of striking Shibuya’s Hachico Dog in merely 8 minutes.

That’s unacceptable to say the least, and surely undermine the “top notch relationship” among the allies. And in order to avoid such a unilateral move by Donald, Tokyo must put strong pressure on the “Wig Man”.

7. The Japanese today are nothing but a flock of sheep these days. By holding direct talks in its capitol, it may work as a remedy to wake up the emasculated nation unaware of the imminent threats not only from the North but by far more powerful neighbors Xi Jinping the ‘indefinite ruler Pooh” and Vladimir “Machoman” Putin.

In order to maintain peace and balance within the region, it would be crucial for the descendants of the proud Samurais to have concerns over global issues by abandoning its insular mindedness. Remember fellas, all our neighbors possess nukes, whether as we do not. Where’s our ‘nuclear deterrent’ ? Oh, Mr. Flip-flop?

To be blunt, that is pretty risky.

Should any contingency occur on the peninsula, S.China sea or Senkaku – WW3 could break out. Who knows!?

Yujiro Taniyama – Japan Broadcasting . net Editor in Chief