‘Master of Japan’ by Yujiro Samurai Taniyama 4th in Amazon Rankings! |March 14, 2019

By Team JB

Hi everyone!

Sakura season is approaching steadily, all across the Nippon archipelago! The famous Cherry Blossoms are expected to start blooming as early as March 21, in Tokyo area (according to the weather agency).

And today, we are happy and proud to announce that Master of Japan “The Cultural Learnings of the Land of the Rising Sin” (Japan Broadcasting) is ranked 4th on Amazon!

Humbly and sincerely, we thank all the great readers for purchasing this unparalleled, unprecedented book.

Continue reading ‘Master of Japan’ by Yujiro Samurai Taniyama 4th in Amazon Rankings! |March 14, 2019

渡辺泰子さんを悼む 「東電OL殺人事件から22年」

Yujiro Taniyama, JB Editor in Chief

22年前の今日、一人の日本人が命を落とした。

彼女は、女性の社会進出がまだ夢物語にすぎなかった1980年に、総合職で東京電力に入社した「ウーマンズ・パイオニア」であった。

きのう、偶然とある古本屋で手にした「東電OL殺人事件」・佐野眞一著(新潮社)。食い入るように、一気に読んだ。そして、これまた奇遇なことに、最後の一ページを読み終えた深夜、その日付が被害者の命日であることを知った。ある種の鳥肌が立ったが、同時にこの不思議なめぐり合わせは、39才で命を落とした女性からのなんらかのメッセージであるようにも感じた。

目から鱗が落ちる、というのか、本を読み終えて著者佐野氏の行動力、そしてTRUTHを追求する姿勢に激しく胸を揺さぶられたことを、まず述べておこう。

『東京・渋谷のアパートで今年三月、杉並区永福三丁目、東京電力社員渡辺泰子さん(39)が首を絞められて殺されているのが見つかった事件で、警視庁渋谷署の捜査本部は二十日午後、現場アパート隣のマンションに住んでいたネパール国籍の元飲食店従業員ゴビンダ・プラサド・マイナリ容疑者(30)を強盗殺人の疑いで逮捕した。

マイナリ容疑者は事件直後に入管難民法違反容疑で逮捕、基礎され、東京地裁で二十日、懲役一年、執行猶予三年の有罪判決を受けた。マイナリ容疑者は、容疑を否認しているという』(朝日新聞 1997年5月21日 朝刊)

いわゆる、当時社会を震撼させた「東電OL殺人事件」だ。

Continue reading 渡辺泰子さんを悼む 「東電OL殺人事件から22年」

ありがとう、ドナルド・キーンさん 「日本文化を世界に広めてくれた知の巨人」 谷山雄二朗

Editor in Chief, Yujiro Samurai Taniyama

「あの戦争で日本は負けたが、日本文化は勝利を収めた。これはわたしの確信するところである」

先日お亡くなりになった日本文学のみならず文化全体の巨人、ドナルド・キーン氏が生前、遺した言葉だ。

近頃はアメリカの大統領も、EUのトップもなぜか揃って「Donald」なので紛らわしいが、我々日本人が記憶に留めておくべき唯一のドナルドは、キーンさんである。なぜならば、彼は全身全霊で日本を愛し、その文化を理解し尽くし、その普及のためにその一生を捧げられたからに他ならない。

2011年の東日本大震災を機に、日本国籍を取得された同氏は、ユーモラスな「鬼怒鳴門」という雅号・ニックネームを名乗ったという。そこで、本BLOGでは愛を込めてキーンさんのことを怒鳴さんと呼ぶことにしたい。

幼少期に二度も飛び級し、16歳でコロンビア大学で学び始めたというハンサム青年怒鳴さんは、1941年の真珠湾奇襲攻撃を機にアメリカ海軍日本語学校の門を叩いた。当時それは、UCLAバークレー校内にあったと回顧録で述べている。その後、戦時中はハワイなどの捕虜収容所で日本兵を「尋問」(といっても雑談だったらしいが)したり、ガダルカナル島で散っていった幾万もの日本兵たちの日記を読み、翻訳するのが主な任務であった。

Continue reading ありがとう、ドナルド・キーンさん 「日本文化を世界に広めてくれた知の巨人」 谷山雄二朗

谷山雄二朗の英語本 ‘Master of Japan’ が、訪日客3000万人を牽引中!Japan Travel ランキング6位 |JB World News

Team JB Staff writer, Naomi Shibuya Strauss

前代未聞の日本紹介本、谷山雄二朗の ‘Master of Japan’ (小社刊)の勢いが止まらない。

予定調和を徹底的に排し、歴史、武士道、文化、社会問題、政治、頼朝、江戸、’単一民族’、東京五輪から食事・温泉にいたるまで幅広く扱っているのがウケているのか、アマゾンのトラヴェル・ランキングで6位に入っている(2019/1/19現在)。しかも、単体では「ベストセラー1位」マークも表示(2019/1/18現在)されるなど、発売から1ヶ月経た今も進撃を続けている模様だ。

「訪日客一億人を目指しているので、東京2020ないしはパリ五輪にピークを持っていければ、ぐらいに考えていたのでちょっと意外だね。燃え尽き症候群にならないよう、気をつけるよ」。そう謙遜する谷山だが、こう付け加えることも忘れない。

Continue reading 谷山雄二朗の英語本 ‘Master of Japan’ が、訪日客3000万人を牽引中!Japan Travel ランキング6位 |JB World News

史上最多! 146万人の外人就業者が、500万人になる日 | 谷山雄二朗

JB Editor in Chief, Yujiro Samurai Taniyama

Hello. I’m Yujiro.

1月25日の発表によると、国内で働く外人就業者数が「ギネスワールド・レコード」を更新したらしい。その数、じつに146,0463名。上位3か国は中国が、389,117人(26.6%), ヴェトナムが316,840人(21.7%)、フィリピンが164,006人(11.2%)。大、大、大歓迎である。

毎日、ほぼ1000人のペースで人口が減っている国、Japan.

その数字だけでも衝撃的だが、逆に外人就業者数はこの10年で3倍に増えたとのことだから、神様はバランスシートを上手に調整してくれてるのかもしれない。過去最多の146万人の外人さんがJapanで仕事をする反面、去年の段階で人口減は過去最多37万人だというから、今後は毎年「新宿区」が一つ消滅していくということだ。政府は、今後5年間で34万人の就労者を海外から募ると言っているけど、これから毎年40万人前後という空前絶後の時代にJapanが突入することを考えると、とてもじゃないけど政府の「毎年7万人ペース」では追いつかない。

Continue reading 史上最多! 146万人の外人就業者が、500万人になる日 | 谷山雄二朗

メイウエザー戦。ヨロヨロ那須川は、憲法改正が必要な裸の自衛隊だった 【谷山雄二朗】

Editor in Chief Yujiro Taniyama

大晦日に行われた格闘技 Mayweather vs Nasukawa戦は、核保有国アメリカ合衆国 vs 9条ジャパーンの構図そのものであった。

茄子だが那須だが知らないが、日本人キックボクサーは揚げ茄子の如くわずか1分ちょっとでアメリカ人ボクサーにペロリと平らげられてしまった。

面白いのは、その恐るべき茶番ファイトが、国際社会におけるわが国の立ち位置そのものを映し出していた点である。キックボクサーなのに「キックしてはならない」とのルールからして、憲法9条の「陸海空軍を保持しない。交戦権を保持しない」という、言語明瞭意味不明な制約そのものであった。

Continue reading メイウエザー戦。ヨロヨロ那須川は、憲法改正が必要な裸の自衛隊だった 【谷山雄二朗】

2019 ごあいさつ 「ロシア人 プルシェンコと考えた、北方領土の解決法」 谷山雄二朗

Editor in Chief Yujiro Samurai Taniyama

猪突盲信。

これだけは気をつけよう、平成三十一年!

明けましておめでとうございます。みなさんにとって、2019年が好色ならぬ好運なる一年になりますよう、心よりお祈りもうしあげます。いや、もちろん前者でもまったく構いませんが。

お正月早々、元ロシア人のフィギュアスケーター、エフゲニー・プルシェンコ氏を TOKYOの某路上で「発見」した。と思いきや、彼のそっくりさんであった。話しかけると、モスクワから二週間の旅に来ているという。ひとり旅か。「京都は行ってきました」、というので「そうか、広島も?」と尋ねると、“プルシェンコ”は、申し訳なさそうに首を横に振った。

日本史上初、訪日客が3000万人を突破した2018年。

Continue reading 2019 ごあいさつ 「ロシア人 プルシェンコと考えた、北方領土の解決法」 谷山雄二朗

ゴーンがGONE! 【日産自動車を、東京裁判から考える】7名の役員は、みな辞職せよ!

Japan Broadcasting . net Corporation CEO 谷山雄二朗

悪代官キツネのような目つきをしたレバノン人の男。

カルロス・ゴーン氏を最初に見たときの印象だ。20年ちかくなるだろう。そしてついに、同氏がキツネならぬ狸であったことが判明しつつある。前の奥さんとの離婚訴訟の費用や、私的な経費を、NISSANのクルマの売り上げから払ったとの疑惑が報道されているが、それなりの理由があって逮捕されたのだろう。

また、「虚偽記載」があったとのことだが、いくら今の日産経営陣が破邪顕正を標榜し「内部告発」しようとも、ゴーン氏のここ数年の役員報酬額の虚偽記載を許してきたのは、どこの誰なのか。その点を考えれば、記者会見したトップの西川氏を含め役人たち全員がグルに思えてならない。腐ったリンゴのような企業体質がのこる悪徳カンパニーであることは、否定するにもしようがなかろう。内部告発には、内部の権力争いが絡んでいることが多々あるが、西川氏を含むすべて9名の役員が「悪代官」系だとおもってまちがいない。少なくとも、わたしはそう考える者である。

Continue reading ゴーンがGONE! 【日産自動車を、東京裁判から考える】7名の役員は、みな辞職せよ!

もっともっと外人観光客 & 外人WORKERS Come on! もっともっと面白い Japan GO!

Japan Broadcasting . net Editor in Chief 谷山雄二朗

結論から言おう。

外人と、外人WORKERS をJapanは大歓迎するべきだ。

2025年までに、新たに50万人の外人の働き手を受け入れるというのが、当初の政府の方針だった。国内から「外圧」があったのか、それが今後5年間で34万人へと表向きは弱気に転じたが、堂々と受け入れていこうじゃないか。

みんなもご存知の通り、Japanのコンビニエンス ストアも経済も、彼らなしではもはや回らないのだから! 「単一民族が外人によって汚される」など、時代遅れもいいところ。1号と2号に振り分けられるとのことだが、極度に恐れることは無い。もちろん、国民保険は海外在住の家族には適応しないなど細かい調整は必要だが、そうしたコアな部分さえしっかりすれば、immigrants = 移民が日本列島に増えていくことは、もはや歴史の必然。

そして、なんといっても我々日本人が、しっかりと “Japan Way” : 例えばゴミ出しの方法とか細かい作法を指導する気概も不可欠。沈黙は美徳じゃない、悪徳の時代にぼくらは生きている。

面白いJapanに生まれ変わっていけるかどうかは、日本人次第。責任をもって外人に教えるべきを伝授さえしていけば、わが国のCulture もColor もしっかり伝わっていく。

言うべきはいい、楽しむべきは Enjoy!

前向きにGo.

ちなみに、今年の4月から6月期の訪日客の消費額は、1.1兆円との報道があった。Good news.

Thank you.

Speech by Megumi’s MOM | 横田めぐみさんママの声を、今こそ金正恩に届ける時

「拉致問題と言われていますが、これは本当は’問題’ではなくて事件なんです。何の罪のない人が突然他国にさらわれていくのですから」

横田早紀江さんの言葉だ。ぼくは先日、拉致を解決するための集会に参加した。200名ほどでいっぱいになる川崎市平和記念館が会場だ。最前列ど真ん中の席を確保し、2時のスタート前には座席は埋め尽くされた。ただ、その光景をみた第一印象は、高齢者が大半を占めているということに尽きる。時間とお金があるのは、たしかに年配の人たちだからといえばそれまでだが、10代、20代ミレニアム世代がぶいぶい言わせている米国トランプの集会などに比べると、その「大人しさ」と「グランパ感」には正直圧倒された。というか、見渡す限り10代はおろか二十歳前後の男女を見出すのは、トムクルーズのMission Impossibleに近いものがあった。

 

https://youtu.be/92_bDV0Wa00

1977年11月15日、新潟の海岸そばで北朝鮮に拉致された横田めぐみさんは、当時13歳のバトミントン少女だった。先週の10月5日に54歳の誕生日を迎えられたことを考えると、時が経つのは実に早い。早紀江さんたち拉致被害者の家族をサポートしている「あさがおの会」のお姉さんたちは、まるで女子高生の如きストレンスを醸し出しており心強かったが、とはいえ全体的にもっともっと学生たちに「拉致事件」を広めていく必要があるのではないか。それが率直な思いだ。

ブロガー谷山雄二朗、今回はその場で見たもの感じたものをストレートに読者に伝えることにする。一人でも多くの日本人とシェアすべきだと考えるからに他ならない。

午後2時の開演直前、横田早紀江さんがご入場された。ぼくの斜め前の関係者席に座られたが、インターネットやその他メディアでご拝見するよりも御年齢を感じさせられた。1977年の今頃、突然「行方不明」になった愛娘を探すこと今年で41年。その塗炭の苦しみおよびストレスは、到底我々の想像を絶する次元でないわけがない。今回アップロードしたショート・ヴィデオを見ればわかるように、早紀江さんは若い頃からそれは大変美しい方であった。しかしながら読者もご存知のように、ここ四十一年間はめぐみさんを救出すべく戦ってこられた。1997年になるまで、即ち「北朝鮮の国家犯罪だった」ことが判明するまでじつに20年もかかったこの「事件」を考えれば、Japanという列島が果たして本当に国家の体をなしているのか疑わしいと言わざるを得ない。そしてそれを最も痛感されているのもまた、横田滋さん、早紀江さん、拓也さんたちをはじめとする拉致被害者のご家族の方々に違いない。

いずれにせよ、ぼくが初めて肉眼でみた早紀江さん(馴れ馴れしく聞こえるかもしれないが、これが一番自然なのでそう呼ばせていただきます)は、実に美しい方であった。頭髪は雲の色になられ、お顔には無数のラインが刻まれている。その背中はじつに小さく、繊細だ。しかしながらぼくはそこにとてつもない美と滴り落ちるかのような気品及び剛健さをも肌で感じたのはなぜだろう。

確か五木寛之がなんらかの連載コラムで「金、金、金の世の中だ」と書いていたが、残念ながらぼくはそれを否定できるほどの立派な人間ではない。しかし横田早紀江さん、飯塚耕一郎さん、蓮池透さん、曽我ひとみさんたち拉致被害者家族の方々が戦ってきたこの「事件」は、決してお金では解決できない性質のものだ。何百万、何千万、何億円を積んでも愛する家族を取り戻すことはこれぞMission Impossible(MI)。その「解決策のない」血の滲むような苦悩と気の遠くなるような40年もの間(来年で42年目になる)体を張って猛進してこられた早紀江さんのその後ろ姿に、ぼくは地球より大きいものを感じたのかもしれない。そして自分の小ささも。

やがてめぐみさんの弟の拓也さんが会場に現れ、それに続き菅義偉官房長官が入り、早紀江さんの隣に座った。ぼくは今から五年ほど前、偶然東京駅新幹線ホームで同氏とすれ違って以来、勝手に同氏に親近感を抱いているが、最近「拉致担当大臣」なる新ポストを兼任することになったという。とはいえ、国は、政府はこれまで北朝鮮に取り残されている同胞たちを事実上見殺しにしてきた。これは何も菅さん一人に責任を押し付ける訳ではないものの、2002年の小泉訪朝でわずか5名の日本人が救出されただけで、この16年間何もできないできたことを考えると、我々一般の国民は決して政府への厳しい視線を切らしてはなるまい。だいいち、国民も国境も守れずしてなんのための国会議員か。化粧するだけが才能の三原じゅん子さんのような ‘fake politicians’ が、この国は単純に多すぎるのだ。そして何と言っても無能で、無気力で無思考の世襲議員の圧倒的数的優位が、横田めぐみさんたち同胞の救出にこの41年間障害物として作用してきたことを、いったい誰が否定できよう。アメリカ合衆国のダイナミズムは、その「世襲の欠如」からうまれている。せいぜいブッシュ親子ぐらいだ。その点、ぼくは菅義偉というマーヴェリックなポリティシャン(少なくともその親類に元首相はいない)に、密かに期待している。

川崎の福田市長が、オープニング挨拶をした。最初はテニスの松岡修造かと思ったが、「私はこの集会は毎年これが最後であることを願っています。北朝鮮から全員が帰国すれば、もう開く必要がありません」と、じつに心に染みる言葉をマイクに吹き込んだ。そうだ、その通りだ。横田ご夫妻は、長年川崎に住んでこられたということもあり、市のバックアップ、そしてご近所のみなさんの支援体制も目にみはるものがある。1990年代の終わりごろだったと思うが、JR川崎駅前のビルの一室で「横田めぐみさん写真展」が行われ足を運んだことがあった。あの時も、川崎市主催か後援だったと記憶している。今年の春、新宿駅の地下通路でめぐみさんの写真展示ディスプレーに行った時も、あさがおの会がフルサポートしていた。カネ、カネ

カネの現代において純粋に凄い人たちだと言わざるを得ない。武士だ。

菅さんが登壇した。そのスピーチの一部は、ニュースでも大きく報道されたのでここで述べるまでもない。「今が正念場」とのニュアンスを感じたが、軍備なき外交を標榜する我が国の政府に過度に期待しては到底なるまい。相手が狡猾極まりない北朝鮮であるならば尚更だ。どうであれ、この神奈川肉ならぬ神奈川二区(勝手に変換されてしまった、神奈川ビーフ)の官房長官からは誠意が伝わってきた。ぼくに欠けているものだけに、大いに勉強になった。とはいえ、そのSincerityだけでは横田めぐみさんたちは帰ってこないのも事実だ。

金正恩に語りかけた横田早紀江さん

そして早紀江さんがご登壇された。そのお姿をニュースで拝見した読者もいるだろうが、数秒間の映像を切り取って編集後に番組で使われるため全体像を掴めないのがいけない。だからこそ、今回、Team JBとともに作ったショート・ヴィデオはフルにアップロードさせていただいた。

結論からいえば、すべての日本人が横田めぐみさんのお母さんの言葉に耳を傾けるべきだとの一点に尽きる。これまでこれといった支援活動をしてこなかった身としては、偉そうに言える立場にないのは毛頭承知している。そこは反省材料だが、率直な話これまでぼくはどうすればめぐみさんたちの救出に関われるのか、まったく見当がつかなかったのだ。自分に一体何ができるのかわからかなったのだ。いや、現時点でも確信をもっているわけではない。おそらく大半の読者も同じではないだろうか。単なる狼少年の遠吠えというか、言い訳にすぎないといえばそれまでだが、それが偽らざる素直な気持ちだ。そしてそれは同時に、ぼくが「逃げてきた」ことの同義語ともいえる。横田滋さんや早紀江さんたちが戦っていたとき、ぼくは逃げていたのだ。ただおこがましく言わせていただくのならば、いや、ぼくも、あなたも自民党議員も誰もかれもが放置していたわけだ。その間、早紀江さんの美しい髪のカラーは変化し、曽我ひとみさんの夫は天国に召された。

うまくは決して言えない。ただ言えることは、今までのぼくは間違っていたということだ。お調子者のトランプさんと、肥満児のキムさんがシンガポールで会談した今、どんな手段を取ろうとも、いかなる道を外れたマキアヴェリズムに徹しようともわれわれは日本人として同じ日本人を助けるべきではないか。巨人の次期監督がHARAさんになろうとも、EGAWAさんになろうともどうでもいいことだ。ただ、金正恩さんが自分の祖父および父親の代に行われた国家犯罪に対し真摯に向き合い、それを償う気持ちが1mgでもあれば、それはこれまでのMIが、インポッシブルならぬ “Mission Possible” 即ち拉致被害者救出というこれまで考えられなかった筋書きへと180度転換しうるということに他ならない。

早紀江さんはスピーチのなかで、北朝鮮の三代目に真摯に語りかけられた。思えば被害者のご家族たちは、金日成、金正日そして金正恩と三代の最高権力者たちと戦ってきたとてつもない侍たちだ。誇り高き日本人だ。ただもう時間がない。横田滋さんは、胃ろうをされていると少し前に新聞で読んだ。やはり「今」が勝負だ、1秒1秒が。

室町時代の15世紀から16世紀さらには朱印船貿易が行われた頃、我が国の祖先たちは中国王朝、朝鮮そして東南アジア諸国に日本刀を売って外貨を稼いだ。他に類を見ないほど「キレた」からだ。それでは、この21世紀の刀とは何か。情けなくも憲法により軍事力に制約がかけられたままの今、それは日本海のはるか向こうに片手を伸ばし故郷の大地をもう一度踏みたいとの一心で助けをまっている人々を想う力、Imaginationではないだろうか。アインシュタインはかつていった。

Imagination is more important than knowledge.

今こそ日本刀を帯刀しようではないか。