ゴーンがGONE! 【日産自動車を、東京裁判から考える】7名の役員は、みな辞職せよ!

Japan Broadcasting . net Corporation CEO 谷山雄二朗

悪代官キツネのような目つきをしたレバノン人の男。

カルロス・ゴーン氏を最初に見たときの印象だ。20年ちかくなるだろう。そしてついに、同氏がキツネならぬ狸であったことが判明しつつある。前の奥さんとの離婚訴訟の費用や、私的な経費を、NISSANのクルマの売り上げから払ったとの疑惑が報道されているが、それなりの理由があって逮捕されたのだろう。

また、「虚偽記載」があったとのことだが、いくら今の日産経営陣が破邪顕正を標榜し「内部告発」しようとも、ゴーン氏のここ数年の役員報酬額の虚偽記載を許してきたのは、どこの誰なのか。その点を考えれば、記者会見したトップの西川氏を含め役人たち全員がグルに思えてならない。腐ったリンゴのような企業体質がのこる悪徳カンパニーであることは、否定するにもしようがなかろう。内部告発には、内部の権力争いが絡んでいることが多々あるが、西川氏を含むすべて9名の役員が「悪代官」だとおもってまちがいない。少なくとも、わたしはそう考える者である。

よってカルロストシキ(80年代の日系ブラジル人歌手)ならぬカルロス・ゴーン氏が今後、会長として解任されるのであれば、一気に膿を出すためにもすべての役員、つまり「ゴーン、西川廣人、Greg Kelly、坂本秀行、ベルナール・レイ、井原慶子、志賀俊之、ジャン・トゥザンそして豊田章男ならぬ豊田正和」氏ら9名全員が辞めるべきではないか。解任されるであろう2名以外が、全員辞職すればNISSANは、もっとベターな会社として生まれ変われるはずだ。

今回の逮捕で、とばっちりを食らっているのは、まじめに働いてきた社員たち。

5年間で99億8000万円を受け取るのはレバノン人経営者の自由だが、そんなモンスター高給を受け取っているなら自分の離婚にかかったお金ぐらい自分で払えよ、といいたくなる(実際に私的流用していたならば)。ルノーの大株主であるフランスのマコン政権が、同社を通じて日産をコントロールせんと水面下で動いているとの指摘も、十分に考えられる。1999年に36.8%に相当する8,000億円の出資をルノーから受け首の皮一枚で倒産を免れたNISSANだが、その比率は今や43.4%。この出資比率では、パリに乗っ取られるのも時間の問題かもしれない。半独立国家であるJapanと同じく、横浜に本社を置く会社も半独立状態にあるのだ。

ヒットラーはかつてパリを傘下におさめたが、その後者がNISSANを傘下におさめてから来年でちょうど20年。生まれ変わるには、ビッグなチャンス。日産がルノー株を10%買い足して25%まで保有すれば、わが国の法律ではパリ(ルノーのこと)の日産に対する議決権は消滅するとのことなので、今の経営陣はそれを最後の仕事にして年内いっぱいで退陣すべきである。

日本を代表するCar makerとして、腹を切るときは阿南惟幾日本軍陸軍大将のようにキル。そうした潔さを、残り7名全員の日産自動車の役員(ゴーンとケリーは逮捕・解任)にもってほしいものである。思えば、1946年から48年まで続いた東京裁判も「世紀の茶番劇」として今や国際司法の関係者の間でも記憶されているが、絞首刑により桜の花びらのごとく散ったのも実に7名であった。中には広田弘毅のように軍人ではなく、明らかに濡れ衣を着せられて13段のステップを登らされた不運の武士もいた。日産の役員7名の中にも、おそらく「わたしは辞める必要がない」と自己正当化する者もいよう。ただ、NISSANという名のJapanの「牽引車」を、レノヴェートするためにはゴーンやケリーといった脳腫瘍を取り除くだけでなく、大規模な外科手術が必須ではないだろうか。

いくら茶番劇だったにせよ、戦後Japanがあの7名の死とともに歴史の新たなページを開いたことは揺るぎない事実である。だからこそこの際、Nissanの7名もゴーンらの不正を許した連帯責任を取り、潔く巣鴨プリズンに向かうべきだと考えるのは早合点すぎるだろうか。

1933年に鮎川義介が設立し、2017年にはパリなど欧州市場で過去最高の76万2574台もの新車を販売した日産自動車。横浜にある建物は「グローバル本社」なるネーミングだそうだが、米中経済・企業に負けない真のGlobal Companyに脱皮するためにも、現経営陣は切腹するべきである。風通しの良い会社に生まれ変わるにちがいない。どうせこれまで数千万円もらっていい思いしてきたビールっ腹のおやじ連中であろうから、退職金などなくてもマレーシアで老後ゴルフ三昧の日々をエンジョイできるでしょう。

国家も、会社もそうやって世代交代していくんです。

あ、ちなみにもちろんご切腹の際の介錯は谷山雄二朗某におまかせくださいまし、旦那。99億円どころか、無給でやりまっせ、へえ。

Ghosn with the wind! (風と共に去りぬ 「ゴーン ウィズ ザ ウィンド)