"China must abide by international law"
- JAPAN BROADCASTING.NET CORPORATION EDITORIAL

JB's Editor-in-chief Yujiro Taniyama
May 14, 2016


Top Chinese diplomat Xu Hong better go see a psychiatrist before he ends up humiliating his motherland.

South China Sea Hague - Japan Broadcasting.JPG

According to this South China Morning Post article, Mr Xu spoke to the media as follows.
"Countries urging China to accept the Hague ruling were "ignorant" to think there was only one option in order to abide by international law". Hilarious. A "Permanent member of the U.N security council" openly declaring that it'll reject the U.N arbitration. China's ambitious attempt to downplay UNCLOS shall never be overlooked, without mentioning - especially when Beijing has ratified the treaty. To defy it will only result in international rebuke.

What's even more appalling, Xu further asserted "Nations should not be kidnapped by the ruling, a "vicious act against China" - whatever that means. Nor am I anti-Chinese or calling on insurrection of any sort, but all I ask for is that Beijing behave accordingly with the international moral standards instead of "playing victimhood". We ought to bear in mind a warning by the late Singaporean leader.

"I abhor victimhood since it is an excuse for sloppy thinking and nationalist delusion and corruption"

- Lee Kwan Yew



So Mr Xu Hong sir, I defiantly urge you to learn from the father of Singapore instead of bullying poorer, weaker neighbors Philippines and Vietnam. To say the least, your arrogance cynically proves the sloppy thinking under your corrupt autocracy.

Please, don't act like Donald Trump. The world doesn't need another pathological liar sir, seriously. Be fair.


Thank you. 謝謝!

@yujirotaniyama reporting from HK, the island of free speech.









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2016.5.14


拝啓 島耕作様

こんにちは。初めまして。うるさい日本人、こと谷山某と申します。この度は、まさかフラッと訪れた一国二制度の象徴である香港・Mong Kok駅前の路上キオスクにてこうしたカタチでお会いすることになるとは、考えてもいませんでした。相変わらずナイスガイな島さんですが、いつの間にか会長さんに出世されていたのですね。おめでとうございます。(隣りに「学生 島耕作」が並んでいるのはここでは無視しましょう)

ところで島さんは、我が国が誇るグローバル・ビジネスマンですから当然ながら上記の英語ブログの内容はお分かりかと存じます。そうです、南シナ海における領土紛争に関し「ハーグ国際司法裁判所」がついに判決を出すというのです。

会長島耕作 vs 国家主席習近平.JPG

スプラトリー諸島およびスカボロー岩礁において中国と対立しているフィリピンのノイノイ・アキノ大統領が、「チャイナは国連海洋法条約を無視して、フィリピン領海を侵犯している!なめんなよ」と国連に訴えたのが二年ほど前。そろそろオランダのハーグで、その「判決」がでる運びです。その発表を前にし、中国外交部のXu Hong氏が記者会見。サウスチャイナ モーニングポスト紙(5.13日付け)によると同氏は「中国がハーグの判決を受け入れるべきだと考えている国々は、無知だ。国際法に従うだけが選択肢ではない」と発言されたそうです。

島耕作会長、果たしてこれが国連常任理事国としての責任ある態度でしょうか?! しかも彼らは1982年のUNCLOS - 国連海洋法条約を批准しているのにもかかわらず、ですよ。"無知" なのは、いったいドコノドイツですかね。現に中国は、東京ドーム87個分以上の南シナ海埋め立てをこうしている今もせっせと継続中というではありませんか。ちなみに今回、ぼくは島さんと習近平中国国家主席の勇姿が並列してあった「偶然」に、ちょっと運命的なものを感じました。会長と主席が「同等」に並べられている気がしたのです。あなたは、それぐらいビッグなお方です。


驚いた事にXu氏は、こうも述べられています。「国際社会は、これから発表されるハーグ司法裁判所の判決によって "拉致られるべきではない"。なぜならば、それは我が中国に対する悪意に満ちたものだからだ」 - もう空いた口が塞がりませんね。 島会長、どうですかこの言語明瞭意味不明の発言は。俳優Daigoの親戚の竹下登さんでしょうかこのお方は。そもそも "拉致られる" って意味がまったく谷山某にはわかりません。Xu氏は、24時間以内に最寄りの精神科医に診てもらった方がいいですね。





島耕作、2018年

会長もご存知の通り世界は今、確実に危険な方向へと向かっております。一昨日、米軍はルーマニアの旧ソ連空軍基地にアメリカ製パトリオット・ミサイルシステムを配備しロシアの猛反発を買いました。そして言うまでもなく、この南シナ海における一瞬即発紛争および尖閣諸島問題。極めつけは、これまた "Pathological liar" - 「病的な噓つき」と米国内で揶揄されてやまないドナルド・ダックならぬトランプ氏。彼は「日本は核武装すべきだ。容認する」とも言っている。島会長、あなたがトランプ大統領としっかり毅然と交渉してくれなければ、国際社会を舞台にしたこの外交ゲームは到底勝てない事態になりそうです。安倍総理は2018年、残念ながら憲法改正への遺志半ばご勇退されるでしょう。平和ボケ日本人が、未だに米国依存の精神構造から抜けきれないからに他なりません。そして安倍氏の後継者はどう考えても「国会議員である間は、靖国は参拝しない」となぜかこれまた意味不明の石破茂氏など小粒連中ではなく、島さん、ええ、怖い石破さんよりも遥かにルックスも爽やかな島耕作総理大臣しかありません。少なくとも、トランプ氏と同じく"名ビジネスマン出身の総理" として我が国を堂々と導いて頂きたいと存じます。アベノミックスならぬ「シマノミックス」。まあ、谷山某は政治家になれなかった男ですので偉そうなことは言えませんが、定数鬼削減の断行もお願いしますよ。今の衆議院議員480人は50%カットし240人でも充分すぎるでしょう。元貴族院の "時代遅れ参議院" は当然廃止。だいいち、彼ら政治家の「仕事」っていうのも賢い官僚が作った原稿の「国会中継棒読み」、および地元の花火大会に参加したりの冠婚葬祭だって言うんですから馬鹿らしいですよね島総理。二世、三世、四世の世襲ディズニーランドの永田町、最高です。スピードっていう覚せい剤がありますが、同じ名前のダンスグループのメンバーが自民党から出るとか。まあ、国民を完全にバカにしてますよ与党選管は。というか、我々の民度が低いからこうなるんですけどね。


話が大分逸れてしまいました。
最後に一つ。会長島耕作さん、ぼくは今、このブログを香港のMong Kok駅そばのデパート内にあるスタバで書いています。中国は "一国二制度" とはいえ、習首席の「愛人スキャンダル本」を出版したここ現地の書店の経営者・関係者五名は今年に入り、中国当局に突然拉致され本土へ強制送還。しかも国営放送TVで謝罪させられました。そう考えると、ここの デモクラシーないしは "Freedom of speech" すなわち言論の自由というのも極めて危険水域に入りつつあると言えましょう。よって中国外交部のXu Hong氏は前述した通り「ハーグ判決に拉致されるな」と明言されましたが、国家反逆罪との濡れ衣をある日突然着せられここ広東州の本土に「拉致」されるのは他ならぬ谷山某かもしれません。麻薬密売人という根拠無き事実の歪曲により、投獄することもゼロではないでしょう。そう考えますと、「濡れ衣を着せられる」というのはある意味で21世紀日本人の宿命なのかもしれません。


会長、最後までお読みくださりありがとうございました。中国語は苦手ですので、漫画は買いませんが応援しています。

日中友好! 加油! 加油!




谷山雄二朗 - JB Editor-in-chief





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